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2008.09.01 Mon 「 2008.08.31日記
-生きているだけでも不幸になる-

 何か嫌な事や悲しい事があったとき、大概の女性は誰かに話したり泣いたりしてそのストレス・苦しみを発散するらしい。
 とにかく外へ、外へと出してしまってスッキリする。
 一方男性は誰にも語らずただそれが何処か内側へ消えてやがてただの傷跡になるのを、ただ静かに待つのだそうだ。

 それを考えると、自分自身は男性よりの考え方なのだなと思う。
 確かに話してしまいたい衝動はあるが、それでもそれを聞いた誰かが暗い気分になるのなら笑って茶化すか、絶対口を割らないのだから。
 1人でどうしてどうして…と考えて、やがて傷跡になった頃、その教訓と苦しさだけが頭に残り、それでも再出発するのである。

 再出発できる人間は、きっとまだ大丈夫だ。
 自分にそう言い聞かせているのは、ただでさえ生きるのが苦しいからなのかもしれない。
 それでも死なずにいられる強さ(これはもしかしたら弱さかもしれないが)を持っている事は、私が生き残る上でこれからも重要な力になるだろう。
 
 31日の今日。
 私に降りかかった不幸は、生涯大きく残る傷跡となるだろう。
 けれどその日、別の女性に起こった不幸よりは、幾分か…いや、確実に幸運だったと思わざるをえない。 

 彼女は死に、私は生き残った。

 金でその命を買ったと思えば、安い買物だっただろう。
 私は残される人の為に、まだまだ死ねない、死ぬことは赦せないのだから。
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2008.07.28 Mon 「 2008.07.28日記
-思い出と言う記憶装置の曖昧さ-

 好きだったものを嫌いになって、嫌いだったものを好きになって。
 でもそれも一回りすると、また好きになったり嫌いになったりして。
 自分って個人の曖昧さは、境界線をぼかす様に自己を曖昧な存在に仕立て上げていく。
 霞んで先の見えないこの人物像を、他人は認識できるのだろうか?
 オートフォーカスじゃきっと、エラーが出るんだろうな。
 便利な機能は何かを見落とす。
 だとしたら、私もきっと見落としているだろう。
 でも困らない。
 だって、私が視ている世界には、重要な事なんて何一つ無いのだから。
 夕方吹く夏の風の冷たさを、肌で感じる。
 そんな時間はこの先きっと失われていくのだろう。
 それを悲観しながらも、けれど私はその事についてきっと何もしない。
 ただ大きな時間の流れにゆらゆらと揺られながら、自我も自己も無く流されているだけなのだから。

 けれど同じ流れに乗って揺られていた人の事を、出来るだけ忘れないでいられたらと思う。

 そうだ、暑中見舞いを送ろう。
 多分。
2008.07.05 Sat 「 2008.07.05雑記
-蝉の鳴き声が聞こえたら-

夏か?
まだ梅雨か?
その基準は晴れの日がどれほど連続するかでは無い。
蝉が鳴いたか鳴かなかったかにある。

蝉が鳴けば梅雨は終わりだ。
だが、これだけの晴天に見舞われながらも、まだ蝉は黙したままだ。
夏は未だ来ない。

だから私はまだ夏を認識できない。
どれだけ暑くとも、日差しに焼かれようとも、
まだ夏ではない。

蝉が鳴かぬなら。
2008.05.22 Thu 「 2008.05.22日記
-弱い人間ほどよく懐く-

 私の周りに、人が立つ。
 それだけで、私の世界は揺らぐ。
 ガタガタとグラグラと、不安定に。
 けれど人は気付かない。
 私の世界には誰も、干渉できないからだ。
 出来る人間はそもそも、そんな距離まで近づかないだろう。
 それ程脆く、バランスの悪い世界なのだ。
 中心にいる私でさえ、微動する事すら赦されない。
 そんな世界。
 それでも人は、そこに立つ。
 笑顔が凍りついて離れないな。
 口の端が引きつるのは、何度目だろう。
 気取られはしないだろうかといつも怯えている。
 干渉できない人に、自ら教えてあげるほど私は優しくないからだ。
 けれど、血のつながりだけはどうしても消せはしない。
 近すぎる存在。
 崩壊さえ生易しいほどの距離で近づく、悪意の無い存在。
 これが、悪魔か。
 それとも呪いか。
 私の世界は崩れ去る。
 誰よりも血の力で。

2008.05.16 Fri 「 2008.05.16日記
-偶然は必然よりも-


 携帯電話を無造作に開くと、時計は弐壱分を指していた。
 九時二十一分だ。
 9.21.
 当選率の低い宝くじには当たったものの、本命では無かったかのような、単純な歓喜とガッカリ感が混在している。
 どうやら今日はそういう日らしい。
 適当におとなしくしてやりすごすしかなさそうだ。
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